アイドルにおける売れるって何?

アイドルにおける売れるって何?

最近、とある「大阪で一番売れてないアイドル」の方のツイートを見て、いろいろと考える機会ができたので、思ったことを書きたいと思います。

前置きとして、自分自身がこれまでに通ってきた「売れている」アイドルはPerfume、AKB48、でんぱ組.inc、BiSHの4組です。
また、関西に住んでいるので関西のライブハウスやライブ会場の名前が多く出るかと思いますので予めご了承ください

アイドルの売れてるか売れてないかのボーダーって難しいけど、個人的にはアイドルを知らない人・興味がない人が知ってることが売れてる条件だと思っています。

けど、そんなアイドルはほとんどいません。
世間の言うアイドルは、48グループ、坂道系、ももいろクローバーZ、ハロープロジェクト、でんぱ組.inc、BiSHぐらい?

アイドルの数

Wikipediaを見てみると約2500組のアイドルがいるとの掲載があるのですが、個人的な肌感としてはもっといるのではないかと思っています。
ここでは約3000組と仮定しておきます。
その中でいわゆるオタクが「人気」だと感じる指標はいくつかあります。

  • 大型アイドルフェス(TOKYO IDOL FESTIVALや@JAM EXPO)への出演
  • アイドル甲子園などの10組以上のアイドルが出るイベントへの出演
  • ワンマンライブのキャパ
  • フェスやイベントに出た際の出演順や出演時間
  • Twitterのフォロワー数
  • メディアへの取り上げられ方
  • テレビへの出演
  • などです

    例えば毎年夏に行われるTOKYO IDOL FESTIVAL(以下TIF)に出演するアイドルの数は約180組(2019年)です。
    全国に約3000組がいると仮定した中で、TIFに出れるアイドルはたった6%しかおらず、約2800組のアイドルはTIFに出れないのです。
    何が言いたいかというと、その2800組のアイドルを応援しているオタクからすると、「TIFに出れた=売れた」と感じることがあるということです。
    しかし、TIFに出るアイドルを一般の人は殆ど知りませんし、「売れたい」アイドルからするとTIFは通過点でしかないのです。
    そのような部分からアイドルとオタクで考える「売れる」の認識で乖離が生まれてしまっています。

    大阪でのワンマンライブのキャパ

    関西でアイドルがワンマンライブをやるとなるとvijonやRUIDO、MUSEといった200~300人キャパのライブハウスが多いのではないでしょうか。
    しかし、200~300人のキャパを埋めるアイドルはそんなに有名ではありません。
    その次がTRADやQUATTRO、BIG CATといった700~800人キャパ。
    ここまで来ると、アイドルオタクならほとんど知ってるくらいの知名度。
    そこから一気に増えて約1800人のなんばhatch
    なんばhatchを埋めてるとなると、東京のZepp Tokyoなどを埋めてる可能性もあるので、テレビなどに取り上げられていたり、アイドルを知らない人でも名前ぐらいは聞いたことあるレベル。
    次が約2800人のZepp Osaka Bayside。ここまでくると、「売れた」と言っても良いのではないでしょうか。しかし、ここからオタクの割合が減ってきて、アイドルに興味のなかった人たちが、興味を持ち出します。
    あとは、大阪城ホール京セラドームの万単位のキャパになりますが。ここまできたらもう別格です。「売れた」以外の何物でもありません。
    個人的に関東よりも関西のほうが圧倒的にアイドル文化は薄いと感じています。
    なので、Zepp Tokyoが埋めれたとしても、大阪だとBIG CATやQUATTROぐらいといったことはざらです。
    その分、関西の大きなライブハウスでワンマンライブをやると言うのは「売れた」という感覚が大きくなるのではないでしょうか。

    オリコンデイリーチャート

    人気だと感じる指標として挙げなかったもののなかに「オリコン」があります。
    ここ最近、「デイリー1位」という肩書を作るためだけに、本来水曜日発売が多い中火曜日に発売をしたりするグループや、何枚もCDを買わせるようなイベント組むアイドルもいたりするため、「デイリー1位=売れた」ではないと思っています。
    なぜなら、一般的な考えとしたら、CDは1枚で十分なため、CD購入枚数≒ファンの数という認識になります。ですが、アイドルの場合はCDを買うことで1枚握手券が付いてくることが多いため、握手を何度もしようとすると何枚もCDを購入することになります。普通のアイドルオタクだったら2~3枚程度かもしれませんが、多い人だと、1度のイベントで数十枚、数百枚買う人も存在します。
    オリコンのデイリーチャートの中で一番発売枚数が少ない曜日が月曜日なので、火曜日発売で月曜日にフラゲ日、そして月曜日イベントをうって、100人が1人10枚CDを買えば売上枚数は1000枚
    これまでのデイリーチャートで1000枚を切った売上枚数で1位になった歴史もあるため、1000枚あれば1位になれる可能性もあります。
    単純な計算なので、信憑性には欠けますが、1000枚の売上枚数でデイリーチャート1位だとして誰が「売れた」と言うでしょうか。200~300人キャパのライブハウスであれば満員ではありません。
    人の気を引かせるために「デイリー1位」という肩書を作るのはありですが、「デイリー1位=売れた」という認識は世間的にもなくなっていているのではないでしょうか。

    オタクは「売れた」って言いたい

    基本的にオタクは「売れたわー」って言いたいんです。
    推してるアイドルがちょっとTwitterでバズってたり、テレビにちらっと映ったり、炎上していたり、人目にさらされることが多くなると、「売れた」ってことにしておきたいんです。
    そして、売れてない時代から目をつけて、応援してることを自慢したいんです。
    一番最初に書いた通り、「売れた=アイドルを好きじゃない人が知ってる」という前提にすると、「売れた」アイドルがほとんど存在しないため、オタクは「売れた」って言えないんです。自慢できないんです。
    アイドルとしたら「売れたって言われてるけど、給料も少ないし、移動も夜行バスだし・・・」っていう不満もあるとは思いますが、オタクはそこまで知れることはないので、オタクが言う「売れた」は適当にあしらっておいても良いかもしれませんね。

    まとめ

    ということで、私のアイドルの売れたに関する超個人的な考えを書かせていただきました。
    読んでる方と意見が違うことなんて当たり前だと思いますし、異論だらけだとは思いますが、そっとしておいてください。