WACK合同オーディションまとめ【BiSH、豆柴の大群も参加】

合宿オーディション

2016年から始まったWACKの所属グループへの加入を決めるための合宿形式のオーディション。
書類審査と面接を通過した約20名が公開合宿オーディションに参加できる。
”公開”という名前の通り、このオーディションはニコニコ生放送にて24時間配信される。

審査基準は多岐にわたり、ダンス審査やマラソン、面談、視聴者投票、スタッフ評価、食事などがあり、それぞれポイントを獲得していく。
合宿期間中は毎日そのポイントに応じて脱落者が発表される。脱落者は翌朝の救済措置に参加し、その救済措置に漏れたものは即帰宅となる。
最終的な合否は、獲得ポイントとは別に株式会社WACKの代表である渡辺淳之介の独断が大半を占めている。

2017年以降のオーディションでは現WACK所属メンバーも合宿に参加し、楽曲の奪取や改名などが発生する。

合宿の最終日にはオーディション参加者の合格発表と所属先、お披露目日などが発表される。
また、これまでは新グループ結成、グループ間でのメンバートレード、グループの解散、WAggからの昇格など、既存メンバーに関する発表も多くされてきた。

※「MONSTER IDOL」は上記ルールには当てはまりません

BiSオーディション

2014年に解散したBiSの再結成オーディション。
第1期BiSを創ったプー・ルイを含めた12名が2泊3日のオーディションに参加。
合格発表の翌日に中野heavysick zeroにてワンマンライブを行った。
また、不合格者の中の希望者のみで、つばさレコーズ所属のグループ「SiS」が結成されたが、デビューライブ直後にスタッフの背任行為により解散となった。
その後SiSに所属していた4名のうち3名がGANG PARADEに加入となった。

WACK合同オーディション2017

2017年3月に開催された、当時のWACKグループへの加入者を決めるためのオーディション。
18名が5泊6日にオーディションに参加。
合格発表は横浜赤レンガ前で行われた。
このオーディションでは、オオショージメグミ（パン・ルナリーフィ）とヒラノノゾム（ももらんど）が第2期BiSに加入し、ガミヤサキ（YUKA EMPiRE）とモモコグミinc（YU-Ki EMPiRE）が新しいグループとなるEMPiREの初期メンバーとして加入した。
このオーディションに参加したものの不合格となったパリ・ウブ（MAYU EMPiRE）とリソリソ（YUiNA EMPiRE）はその後のEMPiREの追加オーディションにて合格をした。
そして、GANG PARADEのカミヤサキと第2期BiSのアヤ・エイトプリンスが期間限定のトレードを行うことになった。

オーケストラ物語

このオーディションでは、毎日WACK所属メンバーのうち最上位のグループが最下位のグループの楽曲を奪うことができるルールが存在した。
最終的に、BiSHの「オーケストラ」がGANG PARADEに奪われ、合宿オーディション期間中に行われたBiSHの岩手公演では「オーケストラ」の歌唱ができないという事態になった。
だが、最終日にはGANG PARADEからの申し出により「オーケストラ」返還された。

WACK合同オーディション2018

2018年3月に壱岐島にて開催された。
候補者24名が7泊8日の合宿オーディションに参加し、合格発表は大阪城野外音楽堂にて行われた。
これまでの中で最多の合格者を出し、第2期BiSに5名、GANG PARADEに2名、EMPiREに2名が合格となった。
候補者のうちユイ・ガ・ジャクソン（ウタウウタ）はWAggのオーディションに合格している。

その他発表

合宿に参加したWACKメンバーでポイントの最下位となったキャン・マイカがキャン・GP・マイカに改名
当時EMPiREに所属していたYUiNA EMPiREが第2期BiSに完全移籍を発表
YUiNA EMPiREを含め、トータル10名となった第2期BiSがBiS 1stとBiS 2ndの2チームに分かれ、順入れ替え戦となるBiS LEAGUEの開始を発表。

WACK合同オーディション2019

2019年3月に壱岐島にて行われた合宿オーディション。
候補者22名が7泊8日の合宿オーディションに参加をした。
WACKからはBiSH、GANG PARADE、EMPiREからそれぞれ1名、BiSで戦力外通告を受けていた4名、WAggからは愛を除く7名が参加となった。
合格発表は同じ壱岐島にある壱岐の島ホールにて開催された。
合格者はテラヤマユフ（NOW EMPiRE）がEMPiREに、セントチヒロノイモウト（ナアユ）がWAggに加入となった。
参加者であるオキタユアはその後のオーディションで第3期BiSに加入、バシヤスメ・アツコは「MONSTER IDOL」にて豆柴の大群に加入した。

第2期BiS

今回のオーディションで焦点となったのは、第2期BiSの行く末だった。
2018年12月29日に行われたBiS LEAGUEの結果発表にて、アヤ・エイトプリンス、ネル・ネール、ムロパナコ、トリアエズ・ハナ、YUiNA EMPiREの5名が戦力外通告となり、オーディションへの参加となった。（ネル・ネールは翌年の1月1日に脱退）
オーディションにて脱落となったメンバーは即BiSからの脱退というルールのもと合宿に参加し、最終的にはアヤ・エイトプリンスとトリアエズ・ハナが脱退となったが、合格発表の直前に第2期BiSのメンバーからの申し出により、第2期BiSは解散となった。

MONSTER IDOL

TBSテレビ「水曜日のダウンタウン」の1コーナーとして始まった「MONSTER IDOL」。
安田大サーカスのクロちゃんがプロデューサーとなり、第1次オーディションを追加した8名が合宿オーディションに参加。
WACKはクロちゃんのサポートとして関与。
これまでのオーディションとは違い、全てクロちゃんの独断で決定。
WAggに所属していたハナエモンスターや、WACK合同オーディション2019に参加し不合格になった候補者も数名参加していた。

クロちゃん　プロデューサー解任

2019年12月19日に発売したデビューシングル「りスタート」では、「続行 .ver」「解任 .ver」「解任＆罰 .ver」の3形態が発売され、クロちゃんのプロデューサーとしての進退が問われた。
その結果、「解任＆罰 .ver」が一番売れ、クロちゃんがプロデューサーが解任となった。
その後の新プロデューサーとなったのがサポートとして携わっていた渡辺淳之介となった。
2020年1月1日に発表された新アー写ではクロちゃんが目指していた可愛い路線とは逆の黒い衣装に背中には「魔滅死歯」の刺繍。
そして、渡辺淳之介の合宿オーディションでの従業員対するパワハラ疑惑も相まって、一部の豆柴の大群のファンがネット上で「クロちゃんの復帰」を望む声を上げている状態です。

WACK合同オーディション2020

最後に

これまでのWACKが主催するオーディションをすべて見た中で、2020年のオーディションが一番楽しみかもしれません。
これまでの閲覧者はアイドルが好きな人であり、WACK並びに渡辺淳之介さんをある程度理解している人が見ていました。
しかし、「MONSTER IDOL」を通じて、WACKも渡辺淳之介さんもあまり知らない層がWACKを知り、今回の「WACK合同オーディション」を見るとなると、これまでのやり方では炎上する可能性がとても大きいかと思われます。
その中で、どのようなエンタメを見せてくれるかが個人的にはとても楽しみです。